「脂質=太る原因」と思われがちですが、実は体にとって欠かせない栄養素。
細胞膜やホルモンを作る材料になり、肌や髪の潤いを保つ役割もあります。
大切なのは「量を減らすこと」ではなく「質を選ぶこと」。
ここでは、美容と健康を守る脂質との付き合い方を解説します。
1. 良質な脂質を摂ろう
- オメガ3脂肪酸:炎症を抑え、血流改善、美肌にも効果
- サーモン、いわし、アマニ油、チアシード
- オリーブオイル:抗酸化作用があり、心臓病予防やアンチエイジングに役立つ
- ナッツ類:少量で満足感があり、間食におすすめ
サプリメントで補うのも手軽な方法。特に魚を食べる機会が少ない人は、オメガ3サプリが有効です。
2. 控えたい脂質
- トランス脂肪酸
- スナック菓子、マーガリン、加工食品に多い
- 動脈硬化や老化を進める原因
- 飽和脂肪酸の摂りすぎ
- バターや脂身の多い肉に含まれる
- 適量ならOKだが過剰は肥満・生活習慣病リスクに
3. 脂質の適量はどのくらい?
- 1日の総エネルギーの 20~30% が目安
- 例:2000kcalの人なら、脂質は50~65g程度
- 揚げ物や菓子パンを控えて、調理油や食材から良質な脂質を選ぶのがコツ
4. 美容との関係
- 不足すると…肌が乾燥し、髪にツヤがなくなる
- 適度に摂ると…肌のバリア機能が高まり、若々しい印象に
スキンケアだけでなく、内側からの「良質な脂質補給」も美しさを保つ秘訣です。
まとめ
脂質は「悪者」ではなく、体に必要な栄養素。
大切なのは、質を選んで適量を摂ることです。
- 良質な脂質(魚・ナッツ・オリーブオイル)を意識する
- 加工食品やトランス脂肪酸を減らす
- サプリや健康オイルをうまく活用する
食事と意識を少し変えるだけで、美容も健康も大きく改善します!
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